怪獣の着ぐるみは初代と2代目のどちらが出来がいい?

怪獣の着ぐるみは、作り方のノウハウが蓄積されて、作れば作るほど良いものができるはずなのですが、実際は、最初に作られた、俗に言う『1代目』の着ぐるみの方がかっこよく感じてしまう。

この問題について考えて考えてみました。

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2代目着ぐるみは、なぜ初代より出来が悪く見えるのだろう。

怪獣映画を初期の映画から順に見ていくと、思いませんか?2代目以降の着ぐるみのデザインが、なぜか初代のそれよりも劣って見えるって事。

それは、観る人の誤解なのか?それとも…

それは、私の単なる子供の頃からの印象なのか分かりませんが、2代目の着ぐるみというのは、初代を超えられない印象を拭えないのです。

この感覚は本当なのか錯覚なのか、独断と偏見で振り返ってみたいと思います。

初代着ぐるみvs2代目着ぐるみのデザイン対決

初代ゴジラ vs 逆襲ゴジラ

本当の所は分かりませんが、逆襲ゴジは、急いで作った?感が見えるのですが、どうなんでしょう?

アンギラスとの格闘を考えて、軽量化が図られたのですが、写真で見ると、目や歯の造形がかなり雑に見えます。

『逆襲ゴジ』は角度によって、めちゃくちゃカッコいい時と、人のシルエットが丸出しに見える時の差が激しいと感じます。

まだこの頃は着ぐるみの材料にしても試行錯誤の途中だったのでしょう。

フィギュアの作られる種類からしても、圧倒的に初代の勝ち。

私は逆襲ゴジ好きです。

初代アンギラスvs2代目アンギラス

これはファンの間でも意見の分かれる所でしょう。

どちらのデザインも甲乙付けがたい。

2代目は、最初から膝で歩いていいんだよ!という造形ですが、初代アンギラスは膝歩きをしないように努力しています。

ん〜、独断と偏見で初代アンギラスに軍配!

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初代ラドンvs2代目ラドン

初代ラドンは細部までこだわって作られていますよね、足の縞々とか。それと、角度の変化によるウィークポイントが見当たらない。見えないように撮影したのかもしれませんが。

2代目はクチバシが完全に鳥のように色も分かれ、目の下にツノが出来ました。尻尾が台形で鳩笛のよう。初代より「鳥化」し過ぎな感じがします。

よって初代の勝ち

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初代モスラvs2代目モスラ

私は2代目のモスラの方が好きですねぇ。

成虫モスラは顔の毛のテクスチャがリアルで、操演による頭の動きが生物感出してます。

林越しにゴジラの頭上を飛ぶモスラのシーンはゾクゾクします。

よって2代目モスラの勝ち

あ、モスラは着ぐるみじゃなかったですね。

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初代キングギドラvs2代目キングギドラ

キングギドラは作品毎に着ぐるみに修正が加えられているので、何処までが初代で何処からが2代目なのかが曖昧です。『三大怪獣地球最大の決戦』の時と『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』の着ぐるみでは、体の金色も頭の造形も変わっていて、私は新しく作ったのかと思っていました。

という事でここでは2代目を平成の『ゴジラvsキングギドラ』のそれとして比較します。

やはり初代に軍配

操演による3本当の首の動きを見ると、初代の方が滑らかなS字を描いているのですが、平成ギドラは首をワイヤーで吊っている部分のカーブが不自然に見えるのが残念。

それと、前傾姿勢。ゴジラは垂直に立っていても許せるのに、キングギドラは前傾姿勢であって欲しいのです。

メカキングギドラに至っては、ほぼ直立してしまっているので、壺から首をだした…すいません。言い過ぎました(汗)

初代バラゴンvs2代目バラゴン

『怪獣総進撃』に登場したバラゴンは、『ウルトラマン』怪獣ネロンガに改造された着ぐるみを再びバラゴンに作り直したそうなのですが、でっぷりしてしまったので既に敗退。

GMKバラゴンを2代目と仮定するならば、甲乙付けがたいのですが、ワンシーン気になった所が。

GMKバラゴンが劇中で前足を前に出すシーンがあるのですが、その時の前足(肉球部分)の角度が、明石家さんまさんの、『パーデンネン』の「ぱ〜!」(逆ハの字)になっているのが残念でした。とても、土を掘れそうに見えなかったのです。

初代バラゴンはスチール写真をみると前足の爪を下に向けていて、「土をカキカキできるぞ」感があります。

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GMKの狛犬バラゴンは好きですが、やっぱり初代かな〜。

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2代目がオリジナルを超えるのは中々つらい注文です

やっぱり初代はオリジナルですから、それを超えるのは難しいですね。というか、初代は造形に力入れてます。

3代目4代目になると評価も様々

3代目4代目が作られると、そこからは評価も様々、ゴジラに関してはキンゴジ、モスゴジは人気を博していますね。

しかし頭のツノが3本ある平成のラドンを私の脳は拒否しました。

「ちが〜う!」と心が叫んでいました。

怪獣映画は、着ぐるみのデザインが変わるのが楽しみのひとつです。

ハズレがあると辛くも楽しいのですが。最近になると、メディアミックスで、フィギュア版権での利益を見込んでの怪獣デザイン変更なのか?とも思えてきます。

そう考えると、平成vsシリーズで、ゴジラのボディーをあまり変更しなかった北川特技監督はそんな風潮に流されなかったとも言えますね。

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