みうらじゅん氏の、人生をいろどるマイブーム的カルチャー遺産の展示が神奈川県川崎市の市民ミュージアムで行われます。
その名も
MJ’s FES みうらじゅんフェス!
マイブームの全貌展 SINCE 1958
日程は、
2018年1月27日(土)から3月25(日)まで
みうらじゅんフェスを見た後は?
MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958
神奈川県川崎市の市民ミュージアムで開催されます。
Jリーグ、川崎フロンターレのホームスタジアム
等々力競技場のすぐ近くとなります。
Jリーグ開幕が2月24日からですから
- 3月2日の川崎フロンターレ対湘南ベルマーレ戦(金)
- 3月7日のACLグループステージ第2節 メルボルン・ビクトリー戦(水)(19時)
- 3月10日の川崎フロンターレ対ガンバ大阪戦(水)(13時)
「MJ’s FES みうらじゅんフェス!」を見た後で、川崎フロンターレのゲームを観戦する。
というスケジュールを立ててもいいでしょう。
みうらじゅんフェスへの行き方
MJ’s FES みうらじゅんフェス!の展示がある川崎市民ミュージアムへ行く場合はいくつかの方法があります。
川崎市民ミュージアムの住所
〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
TEL 044-754-4500 FAX 044-754-4533
徒歩で一番近い駅は武蔵中原駅
駅から歩いて市民ミュージアム行く場合、
- もっとも近いのは南武線の武蔵中原駅です。(18分1.4km)
- 次に近いのが東急用横線の新丸子駅から(27分2.2km)
- その次が武蔵小杉駅から(28分2.3km)
駅から歩いて行くには武蔵中原駅がいちばん近いのですが、川崎市民ミュージアムのホームページには載っていません。
私のように、駅から現場へは歩いて行く主義の人はあまりいらっしゃらないようです。
市民ミュージアムのホームページでは
- 溝の口駅
- 武蔵小杉駅
- 川崎駅
からのバスの利用を奨励しているようです。
バス料金は210円ですので、
溝の口方面から電車を利用する場合は武蔵小杉駅まで電車で行ってからバスに乗るのは料金が無駄になります。溝の口からのバス利用か、武蔵中原駅から歩くとお得です。
武蔵小杉駅はたくさんの鉄道が乗り入れるハブ駅になっています。
バスの到着先は
- 「市民ミュージアム行き」
- 「市民ミュージアム前」
- 「市営等々力グランド入口」
となります。
川崎の武蔵小杉はゴジラの巡礼地
みうらじゅん氏も多大な影響を受けた、怪獣『ゴジラ』。
武蔵小杉は『シン・ゴジラ』にも登場する、新しい『ゴジラ巡礼地』でもあります。
すぐ近くには、ゴジラがぶっ壊した『丸子橋』があります。
帰りに巡礼して記念撮影でもするのもいいでしょう。
サブカルを語るなら「みうらじゅん」は避けて通れない
特撮映画好きとサブカルが、切っても切れない関係にあるのは、みうらじゅん氏の影響がもっとも大きいと感じるのは私だけでしょうか?
「サブカル」「サブカルチャー」といって頭に思い浮かぶ人たち
- 泉麻人さん
- いとうせいこう さん
- 山田五郎さん
そして
みうらじゅん さん
- 町山智浩さんも引っかかっている感じ
自分的にはこのあたりの「出版社系?」の人たちが「サブカル」なのですが。
偏っていますか?
なかでも、みうらじゅんさんです。
やはり、とっかかりは怪獣
巷に「サブカル」というジャンルがあれど、その中身はバラエティーに富んでいます。
立川志ら乃師匠がラジオ日本で以前「サブカル天国」という番組をやっていたのですが、内容はアイドル、特にハロプロ(ハロー!プロジェクト)ばかりで、
なんでこれが「サブカル」やねん?
と思っていましたが、「アイドル」一種サブカルのうちに入るのだと後で認識しなおしました。
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話を戻すと、
上にあげた、サブカル著名人たちの共通体験といえば、昭和30年代終わりから昭和40年代の始めのオイルショックのあたりに少年時代を過ごした、
まさに、
『ゴジラ』
『ウルトラQ』
『ウルトラマン』
などの怪獣ものにハートを鷲掴みにされてしまった人たちと感じられます。
みうらじゅんは捨てなかった!
みうらじゅんさんの残してきた物品を見ると、彼より4、五年くらい後に生まれた人たちは「うわあぁっ!」という、ノスタルジックな気分とともに頭の中の映像がセピア色に染まります。
それはなぜかというと、自分たちも同じようなことをやっていた思い出があるからです。
しかし、私を含む一般の少年たちは、いつしかそれがなんだかちょっと一瞬「くだらない」と感じてしまう時を経験するのです。
「怪獣のスクラップブック」を作ったりという類の楽しくてしょうがなかった遊びが、ふと虚しくなってしまって、気がつくとどこかに捨ててしまった。
だれにでもあると思います。
怪獣を忘れ、頭の中は王貞治選手のことでいっぱいになったあの時。(私の体験)
そんな一般的な少年たちとは違い、
みうらじゅんさんは、捨てませんでした。
みんなが、くだらないと感じ始めたそれらの楽しかった出来事を、さらに掘り下げて掘り下げて、崇高なカルチャーとして、現在に伝承し、自分の仕事にもなさっています。
それも、誰かのためにではなく『マイブーム』がいつしか周りに火がつき世間を巻き込んでゆくという…。
はじめての「みうらじゅん」体験は『ゴジラ宣言』
84ゴジラが封切られた頃、宝島社から『ゴジラ宣言』という本が発売されました。
この本が、みうらじゅんさんの弟子?と言ってもいいのかわかりませんが、
町山智浩さんが作った本だったと、数十年後に知ってああそうだったのかと感心しました。
だから、みうらじゅんさんのページがあったのかと…。
イラストレーターみうらじゅんとは
みうらじゅんさんのためにさかれたページには、牛のイラストがやたらと出てくるのでした。
なんだか一筆書きのような牛のイラストです。
みうらじゅんさんはイラストレーターです。
わたしは彼の牛のイラストを見て、俺もイラストレーターになれるかも。
なんて思いました。
黒鉄ヒロシさんの漫画を見て「俺でもかけそうじゃん!」と思ってしまうのと同じ現象です。
しかし、彼らは凡人とは違うってことを後々思い知らされましたねぇ。
好きな映画をちゃかさないでくれ!
『ゴジラ宣言』のみうらじゅんさんがそこでちゃかしていたのが、『三代怪獣地球最大の決戦』での一場面。
サルノ王女を追って日本にやってきた黒メガネの男(伊藤久哉)が終盤に、
崖から落ちてきた、抱えるほど大きな岩を、
ほんとうに抱えて、その岩をブレーンバスターしながら谷底へ落ちていく
というシーンでした。
ほんとうなら100キロを超えるような岩なのですが、抱えて背中側へ放り投げながら落ちていくのです。
あとから、私もレンタルビデオで確認しましたよ!
感想は「仕方ないよ」です。(汗)
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