粘土造形で怪獣のフィギュアを作ろう!

ガレージキットのリアルさも、この頃は、極限まで到達してしまった感があります。

シン・ゴジラのフィギュアに至っては、本物(CG)のデータを使っている物もあり、なんだか、作る側の人間が極限まで行って、我々は購入する側の人間だけになってしまいそうな世の中です。

しかし、私は思います。

これからも、新しい造形作家がどんどん出てきて欲しい。

粘土をこねくり回して、楽しい怪獣を作り出して欲しい。

あなたも、キットやソフビを買うだけじゃなくて、自分で粘土と彫刻刀で怪獣を作ってみましょう!

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粘土造形で怪獣を作る

30年程前、高校生だった私は、下校途中にある本屋で『ホビージャパン』の怪獣特集を見つけ、体の中に、幼い日に映画館で観たあの驚きと感動の思い出が、アドレナリンとなって身体中を駆け巡るのを実感したのです。

ちょうどその頃は、ガレージキットの創生期だったのではないでしょうか。 海洋堂が出していた小冊子に『ファンド』による粘土造形とシリコンで型をとって、レジンで複製する方法が、載っていました。

缶に入った型取り用のシリコンも通販で購入したのですが、自分で作った「ゴジラ」の原型が、「これ、複製してもなぁ……」というクオリティに終わりまして、結局、複製しませんでした(涙)。

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自作の粘土造形ゴジラ

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今現在、若い怪獣造形師は生まれている?

酒井ゆうじ氏は、お歳はおいくつか分からないのですが、これから若い怪獣造形作家が生まれて来ないと、十数年後にはキンゴジやモスゴジの新作ガレージキットが世に出なくなってしまう可能性はなくはないかもしれません。

そうです。あなたが怪獣を作るのです。下手くそな私でもフォルモ(ファンド)造形による怪獣造りはとても楽しいものでした。だから、若い模型作りが好きな人には怪獣を作って欲しいですね。

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ガレージキット造りの参考書

怪獣の粘土造形の楽しみ方に特化した本が見つかりません。しかし、怪獣もフィギュアです。 それで、見つけたのがこれ。『かわいい女の子フィギュアを作ろう!』という本です。

内容は、女の子フィギュアを作る過程と完成後の型取り複製の方法も解説されています。造形に使う粘土の種類の解説も参考になります。  

『かわいい女の子フィギュア』を題材にしていますが、これを『怪獣』に変えてもまったく一緒です。 初めて怪獣造形をやってみたいという人はこの本が参考になると思います。

もしかしたら『かっこいい怪獣を作ろう!』という本を出したら売れるかもしれませんね。 しかしプロの原型師さんはどうやってゴジラの皮膚のヒダヒダをどうやって作っているのでしょう。

私はファンドが乾かないうちに、先の尖ったもので溝をつけたのですが、本物の着ぐるみのように、リアルに表現出来ませんでした。

ゴジラスーツバリエーションシリーズの速水仁司氏も最初はこの方法でゴジラの皮膚を作っていたはずなのですが、現在の原型師はどうやって、あんなリアルなヒダヒダを作っているのでしょう。スカルピーでしょうか?

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