ゴジラ、怪獣のガレージキットをホビージャパンで知る

昭和のゴジラが終わりを告げ、私は『メカゴジラの逆襲』を観ることもなく、いつか怪獣映画のことなどすっかり忘れたまま7年の歳月が過ぎていました。

その間、野球や卓球にうつつを抜かし、普通の青少年として生きていました。ゴジラ、怪獣のガレージキットの存在を知るまでは…。

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ガレージキットってなんだ!めっちゃリアルだな!

ゴジラシリーズが一旦休止して数年が経ち、怪獣映画のことなど、すっかり忘れていたある日、高校の通学路の途中にあった本屋で、何気なく手に取った本が『ホビージャパン』の怪獣特集だったのです。

なんだこれは⁉︎

記事にはやけにリアルなラドンやバラゴン、熱海城を挟んで対峙するゴジラとキングコングのリアルなミニチュアが載っていました。(時代的にはバンダイのリアルホビーシリーズの発売したての頃です。)

怪獣の皮膚の弛みまで表現しのミニチュア達(今でいうフィギュア?)は、『ガレージキット』といものらしかった。その特集ページを見たとき、映画の中のゴジラのスチール写真を見たとき、胸の中に熱いものが蘇ってきたのです。

幼い日の『塩釜東映』でのワクワクした感情、毎日のようにゴジラの絵ばかり描いていた幼い頃。

その本を早速買って帰りました。このホビージャパンの怪獣特集を見つけなければ、今、こんなブログを書いていなかったでしょう。

それ以来、長い間眠っていた怪獣好きの血が騒ぎ始めた。

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作品ごとのゴジラの違いを改めて知る

おお!そういえばゴジラって映画によって顔が違うんだよな!最初の白黒のヤツは耳があったよな。キンゴジ?モスゴジ?

通のあいだではそれぞれに呼び名があるのか!おお!モスゴジはかっこいいな、目の上の眉のところが特徴だな。

などと、幼い頃漠然と受け入れていたゴジラの作品ごとの着ぐるみの違いなど、遅まきながら、この時やっと把握したのでした。

だがしかし、結局ガレージキットに憧れながら手に入れる事はありませんでした。

それよりもガレージキットというものが、紙粘土で原型を作って自分で型をとって複製するものだと知って、そちらの方に興味がいってしまったのです。

ホビージャパンの記事の記憶

この時代(1982年頃)まで、「怪獣」というジャンルは、私に限らず、世間一般的にも眠っていたカルチャーだったと思います。

私のように一般の書店でこのホビージャパンの怪獣特集を手に取って、幼い頃の興奮が蘇り、怪獣関連の物事に再び目覚めた人ってけっこういらっしゃるのではないでしょうか。

記憶だけで書き出してみると、その怪獣特集の内容は、

バラゴンの粘土造形

針金の骨組みにファンド(紙粘土)を盛り付けて造形する過程を紹介 凄くリアルに作られていると感動した覚えがあります。

しかし、現在の怪獣フィギュアと比べると多分かなり荒い造形です。

当時はまだ、ファンドという紙粘土で造形するのが主流で、部分的にエポキシパテを使用する程度で、スカルピーという素材はまだ使われていなかったと思います。

キングコング対ゴジラの熱海城決戦のジオラマ製作。

海洋堂のキンゴジと、プラモデルの熱海城、そして粘土造形のキングコングでのジオラマの紹介。

ここで紹介されたキングコングは、後に海洋堂から「大猿」という名称でガレージキットとして販売されていたと記憶しています。 (版権の関係でキングコングという名称を使えなかったのですね。)

バンダイのキンゴジの背ビレを光るように改造

バンダイのソフビのキンゴジの背ビレをエポパテかポリパテだったか、透明の素材で作り直して、その背ビレの中に「ムギ球」を埋め込んで発光させるという記事もありました。

ほんと、楽しいことやってるなぁと、ワクワクして記事を読みました。

キンゴジのソフビは、現在のような着ぐるみそっくりなものではありませんでしたが、それでも楽しそうな遊びに感じられました。

BANDAI リアルホビーシリーズ モスゴジの紹介記事

時を同じくして、バンダイでは「リアルホビーシリーズ」という大きめのフィギュアを発売していました。

モスゴジのほかに「ガメラ」「大魔神」「ウルトラマン」「バルタン星人」などがありました。

このシーリーズの「モスゴジ」の紹介記事もありました。

当時の感想は、 「着ぐるみそのまんまやないか!」と思うほど造形がリアルに感じられました。

今になって、画像検索して見直してみると、少しずんぐりむっくりに感じます。

でも、当時は衝撃的でした。

そして、そのページに載っていた映画のスチール写真、 モスゴジが、温室に入ったモスラの卵を、ゴジラポーズで睨んでいる。

そのスチール写真の方に断然惹きこまれてしまった私でした。

それから、ゴジラ関連の本を読み漁る日々が始まったのです。

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