映画のおかしな配役を考える(東宝特撮編)

ゴジラ映画を観ていると、配役の年齢設定がおかしくないか?と思う事がたまにあります。

そこにツッコミを入れて楽しむのも東宝特撮映画の楽しいところです。

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東宝特撮映画の配役。

年齢がずれていないか?

『キングコング対ゴジラ』でパシフィック製薬の宣伝部長の多胡さんを好演していた有島一郎さん。

私の記憶ではテレビ時代劇『暴れん坊将軍』で『爺』役を演じていらっしゃったのが最後の記憶です。

『キングコング対ゴジラ』の劇中で、有島さん演じて多胡部長の事を、部下たちが「部長もそろそろ定年だからな、ここら辺でヒットを〜」なんて噂話をするシーンがあります。

ふと思いました。この時、有島一郎さんの実年齢はお幾つだったのだろう?

『キングコング対ゴジラ』は1962年8月11日の公開です。有島一郎さんは、1916年3月1日生まれですから、映画の公開当時はまだ46歳ですよ!「そろそろ定年」って…。

当時はまだ定年が55歳だったという事ですが、それでもちょっと驚きです。有島さんにとっては、多胡部長はちょっと老け役を演じていたワケですね。

里へ疎開しようとする親子

同じく『キングコング対ゴジラ』のワンシーン。たみ江(若林英子)がマンションの通路で会う、里へ疎開しようと出掛ける母子。

この母親のセリフです。

「里へ疎開しようと思って…。ゴジラが松島湾に上陸したんですって」 (ちなみに松島湾は海なので〝上陸〟ではありません)

おっと、話がズレてしまいました。配役の話です。この母親が、幼稚園児のお母さんにしては、お歳が…。

いや、別に構わないんですが、映画なんだから、年齢ぐらい合わせられなかったのかと。

この母親役の女優さん(東郷晴子)、調べてみると、映画封切り当時42歳です。ありですよ。全然。現実世界では。

でもこれは映画なんだから。

このお母さん、里へ疎開するのにお着物です。実家に滞在させて頂くための正装なのでしょうか。1960年代は着物を着ているお母さんは結構いたのでしょうね、磯野フネさんみたいに。

下宿のおばちゃんは千石規子さん

『怪獣大戦争』の序盤に出てくる下宿のおばちゃん(千石規子)が、レディーガードから変な音を出す鳥井哲男役の久保明に「哲夫さん!子供が寝なくなりますから、やめてくださいよ!」と怒るシーン覚えてますか?

このシーンを見る度に、背負っている子供は誰の子の設定なのだろう?という疑問が湧いていたのです。

この子供が、おばさんの子供にしては、また年齢が合わない。

それとも孫という設定なのか?それともベビーシッターのバイトか?

この映画封切り時のおばさん(千石規子)は43歳でした。

私には、もっとお歳お召されていると思っていましたが、43歳ならありですね。

すいませんでしたwww

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