怪獣映画、特にゴジラ映画で、自分の住んでいる地域が舞台になったり、知っている建物がゴジラに壊されたりすると、なんだか自慢したくなります。
そして、勝手にシミュレーションしてしまうのです。
自分がここにいたらどうなっていたんだろう?なんて。
地元がゴジラ映画にでてくると無性に嬉しくなる
1983年の『ゴジラ復活フェスティバル』のオールナイト上映会の時、私の記憶が正しければ、自分は宮城県仙台市の『日ノ出劇場』で観ました。
その時上映していた『キングコング対ゴジラ』の映画の中の一場面、若林映子が同じマンションの住人の母子と顔を合わせるシーンで、母親のセリフ
「里へ疎開しようと思って。ゴジラが松島湾に上陸したんですって。」
というところで観客から
ザワザワとウァはははの混ざったような盛り上がり
があったのを憶えています。(注:松島は仙台市の少し北にある宮城県の観光地です。)
その時の観客は、たぶん嬉しかっんでしょうね、自分達の地元がゴジラの上陸地点だった事が。
セリフの中だけでのゴジラ上陸でしたが、それでも頭の中でイメージを構築するには充分です。
日本三景松島の小さな島々の間を抜けてゴジラが上陸を図ろうとする。
迎え撃つ航空自衛隊松島基地の精鋭部隊‼︎(北極海でのゴジラ上陸シーンと似すぎてて不採用になりますかね?)
これをやって欲しかった。
予算があれば。それも合成でなく、東宝大プールを使ったミニチュアで松島の風景を再現して。
まあ、映画に出て来ないシーンをシュミレーションするのも、ひとつの楽しみではありますね。
アホな事もシュミレーションしてみました。
松島に上陸後、ゴジラは東北本線に沿って南下して行ったのだから、当時、東北本線の塩竈駅近くのアパートに住んでいた新婚時代の、自分の両親はアパートからいそいそと非難したんだろうな。
そこで被害に遭っていたら兄は生まれていなかったかもしれない。
そして自分も…なんちゃって。
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