ゴジラが北極海の氷山から現れたワケ

千島列島で氷漬けになったゴジラは、なぜか6年後に北極海の氷山から…。

考えてみりゃ、熱線で氷くらい一瞬で溶かしきってしまえるはずですよね。

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いつの間にやら北極海の氷山の中に

映画『キングコング対ゴジラ』でゴジラは北極海の氷山の中から「イッツ ゴ・ジ・ラ〜!」と伊福部サウンドと共に現れます。

この登場シーンから新聞パタパタシーンまでの流れるような編集は、「円谷さんお見事‼︎」というしかありません。

時間も短すぎず長すぎず、途中のゴジラの鳴き声さえ音楽の一部といってもいい程のマッチングです。

記者は重沢博士に問いかける。「何かの間違いでしょ?」重沢博士は言う。

「間違いではない。ゴジラは冷凍冬眠の状態で生きていたんだな」いつもながら説得力があります。平田昭彦さんの博士役。

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しかし、いや待てよ?冷凍冬眠は分かる。

でも前回の『ゴジラの逆襲』でゴジラが雪崩に埋められたのは千島列島の神子島ですぜ。

神子島で人工的に出来た氷河から、氷山となって海に流れ出たとしましょう。

ゴジラを閉じ込めた氷山は6年の歳月をかけてカムチャツカ半島の傍を通り、ベーリング海峡を抜けて北極海まで北へ北へと流れて行ったわけですが、千島列島の側には千島海流(親潮)が流れていますから、北極海とは逆に日本列島の東側に流れてくるはずじゃないですか?

氷山はその前に溶けてしまいますが。

キンゴジはまた別のゴジラなのかも。

推測1

辻褄合わせするなら、ゴジラは自力で一旦雪の中から熱線吐きながら脱出して、人知れず北極海まで移動した後に寝やすそうな氷山を見つけて6年間冬眠に入った。

冬眠の前には栄養が必要なのでベーリング海あたりでズワイガニを喰いまくっていた。その結果、目覚めた時は見違えるようなでっぷりとした『キンゴジ』になったとさ。

推測2

キンゴジは3匹目のゴジラかも。神子島で氷詰めになったゴジラは1984年まで活動休止するわけです。

北極海で現れたキンゴジは耳も無く、足の爪が3本ですから前2作のゴジラとは別の亜種なのでは?

と無理矢理自分を納得させてみました。

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